2025/07/19

Taiwan Today

外交

台湾、比の台風被害への人道支援が1109万米ドル相当に

2013/12/06
フィリピンの台風被災地のため、中華民国は5日までに官民で約1109万米ドルに相当する義援金と物資を提供した。写真はセブ島に到着した「中和号」。(中央社)

11月8日、フィリピン中部は台風30号により甚大な被害を受けた。中華民国(台湾)は直ちに人道的救援活動を展開、12月5日までに政府と民間団体及び各界は約1109万米ドルに相当する義援金と物資を提供した。

今回の支援では、中華民国政府が11月10日に20万米ドルの義援金提供を発表した他、仏教団体の慈済慈善基金会をはじめとする民間団体が直ちに150トンに及ぶ救援物資を提供、11月12日から21日にかけて空軍C-130輸送機延べ18機でフィリピンに送り届けた。

さらに、衛生福利部(日本の厚労省に相当)が義援金受付口座を開設、外交部(日本の外務省に相当)と国防部(日本の防衛省に相当)は台湾北部と南部に救援物資の収集ステーションを設け、被災地への救援物資を国民から募った。その結果、救援物資は530トン集まり、11月25日午前に海軍の軍艦「中和号」によってフィリピンのセブ港に輸送された。各地方自治体も民間からの寄付を募集するための義援金受付口座を開いた。

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